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健康面にも要注意!

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健康管理も仕事のうち

働き方に関係なく健康管理は重要ですが、フリーランスになるなら健康面のリスクと対策についてよく考えておく必要があります。エージェントを利用しないフリーランスは自分で仕事量を管理するため、安定収入を得ようと無理して働きすぎてしまうことがあります。無理をさらに通り越して、仕事にのめり込みすぎる「ワーカホリック」になってしまう人もいます。一時的には無理ができたとしても、その状態が長くなればなるほど健康面のリスクは高まります。

フリーランスの健康リスク

病気やケガで働けなくなると、フリーランスの収入はそこで止まってしまいます。フリーランスには、会社員のような傷病手当や労災給付がありません。長期的に仕事から離脱しなければならない事態を想定し、いざというときに慌てずに対処できるだけの資金は準備をしておきましょう。栄養バランスの整った食事や適度な運動、十分な睡眠を心がけ、心身の健康維持に努めることもフリーランスの仕事のうちです。自由に働けることはフリーランスのメリットですが、詰め込むことが当たり前になると休暇をほとんどとらなくなってしまうことがあります。あまり前のめりになりすぎず、定期的に休暇を作ってスケジュールに組み込みましょう。休暇と仕事のメリハリをつけられれば、心身の健康維持がしやすくなります。収入を増やすために仕事量を増やしたいと思ったときこそ、働きすぎで健康を損ねないよう冷静に判断しなければなりません。
会社員は定期的に健康診断がありますが、フリーランスは自ら動かない限り健康診断の機会はありません。漠然と健康に気を配るのではなく、定期的な健康診断の結果を受けて自分の状態を把握しておきましょう。フリーランスの健康診断に関する情報は、以下のサイトが参考になります。

freelance times

出産、育児、介護に備える

出産や育児、介護など、ライフステージの変化によって働き方が変わる可能性もあります。国民健康保険は手当や給付金がないため、ライフステージの変化により一時離脱しなければならないときに備えておく必要があります。

失業のリスクに備える

フリーランスが失業するということはつまり、事業を廃業するということです。会社員なら失業給付金をもらえるところですが、フリーランスに失業保険はありません。失業すれば収入がすべて途絶えてしまうだけなので、万が一の事態も考えて備えておくと安心です。フリーランスの場合、会社員のまま定年を迎えた人より年金の支給額が少なくなります。老後のことや死亡後のこと、病気やケガで障害が残った場合のことも考えておく必要があります。

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